2019年のゴールデンウィーク、未就学児(男)と小学校低学年(男)を連れて、北海道道央(旭川⇒帯広)横断旅行に行ってきました。本記事では、旅の2日目の様子についてまとめています。
旅の全体像はこちらをご覧ください。
https://mylittlescienceroom.hatenablog.jp/archives/1102mylittlescienceroom.hatenablog.jp
2日目の旅程概要
層雲峡の宿➡層雲峡観光(銀河の滝)➡道の駅とうま➡美瑛専科➡四季彩の丘➡青い池➡フラノマルシェ➡富良野のビジネスホテルに泊まる
※当初の予定では黒岳ロープウェイに乗る予定だったが、強風のため予定変更
強風のため、黒岳ロープウェイ動かず
この日は黒岳ロープウェイで雪の残る山の方に行ってみようと思っていたのですが、強風のためロープウェイが運行中止。残念!
また次の機会にリベンジしたいところです。
予定を変更して、層雲峡付近の滝を見に行きました。
銀河の滝・流星の滝
この日は天候が悪かったので、レンタカーで移動。
本来であればウォーキングできるほどの距離。層雲峡からは車で数分です。
滝の周辺はまだまだ雪が残っていました。
温泉に入ってから美瑛に移動
滝見学で冷えたため、再び層雲峡の温泉に入ってから美瑛に移動しました。もう一度旭川に戻ってから南下します。
道の駅とうまで休憩
少々移動距離が長くなるので、途中休憩を入れました。
道の駅での休憩もレンタカー旅の楽しみの1つですね。
美瑛選果に行ってみました。~美瑛の農協が営業するお洒落なスポット
美瑛専科は美瑛の農協が営業するお洒落なレストラン、ショップ、パン屋さんが併設する施設です。
洗練されたデザインのお店で軽食とスイーツをテイクアウト。
パン屋さんのパンはなんと完売でした!
四季彩の丘に行ってみました。
四季彩の丘は広大なお花畑。夏期には一面の花を楽しむことができるスポットです。
ゴールデンウィークはまだラベンダーは咲いておらず、パンジーがささやかに花を咲かせていました。
入場は無料で、管理費(目安200円)を募金する形となっています。
園内では花畑を見るだけではなく、バギーやトラクターに乗ることができます。花が満開の時はトラクターバスやカートに乗って花畑を回るのも楽しそうです。また、園内にはアルパカ牧場があり(こちらは有料)アルパカにえさをやることができます。
今回は、バギーとアルパカ牧場でのアルパカへのエサやりを楽しみました。
アルパカ牧場に入ってみました
四季彩の丘自体は入園無料ですが、アルパカ牧場は有料です。
入園料は高校生以上の大人500円、小中学生300円。一瞬迷いましたが、入って良かったです。
中はそれほど広くはありませんが、たくさんのアルパカがいました。20頭くらいだったでしょうか。
100円のガチャガチャで餌を購入できます。
カプセルケースの中には、ぎゅうぎゅう詰めにかなりの量の餌が入っています。手のひらにエサをのせて、アルパカに差し出すと、優しく食べてくれます。
子供達は舐められたと大興奮。
子供のアルパカもいて、子供のアルパカに餌をやろうとすると、大人のアルパカが横からわりこんできます。
一二歳の小さなお子さんも上手に餌やりができていました。
花の咲いていない時期の美瑛・富良野で小さなお子さんも楽しむことができるスポットの一つとして、アルパカ牧場、おすすめします。
バギーに乗ってみました
バギーは1人で乗ると500円。2人で乗ると800円。1キロほどの距離を走ることができます。
こちらも迷いましたが、体験してみることに。
結果、想像以上にスリルがあって面白かったです!乗ってみてよかった! 特に男の子がいるご家族にはバギー、オススメです!
幼児も乗車可能
バギーは大人と一緒であれば未就学児も小学生も、乗ることができます。
大人が自分で運転します
バギーはバイクのようにハンドルの所に着いた、アクセルとブレーキで操作する本格的なもの。
当然、アクセルを吹かしまくればその分スピードがでます。すべては自己責任です。
スリルがあります
でこぼこした土の上を、自分でアクセルをふかし、ブレーキをかけながら進みます。
エンジンの振動が伝わってきて、結構スリルがありました。
人はこういう体験を重ねてバイク好きになるのかもしれません。
我が家の男子は2人ともめっちゃ楽しんでました。
バギー、また、どこかで乗ってみたいです。
Apple Macの壁紙にもなった「青い池」に行ってみました。
アップルの壁紙になり、有名になった、美瑛の青い池に行きました。
こちらフォトジェニックでインスタ映えすることから、今大変人気で今回訪れた北海道の観光スポットの中で最も混雑していました。
ゴールデンウィークの青い池、混雑状況
青い池に着く数分前から車が渋滞し始めました。完全に止まってしまった訳ではなく、ゆるゆると動いています。
ゆるゆるペースのまま駐車場付近に着きました。
車を止めて降りてからも、青い池の周辺に人だかりが出来ていました。
みなさん、滞在時間はそう長くはないので、出てくるお客さんもいますが、車の出入りに時間がかかっている様子です。
青い池でできること
車を降り、青い池の方にすすみます。
青い池周辺は、上野動物園のパンダ見学の如くきちんと列ができています。
進行方向が決まっていて、緩やかに進んでいきます。
歩きながら池をみて、思ったより青くないとか、ここから見ると青い!とか言ったり、写真を撮ったりします。
この日はくもり。時々お日様がのぞき、皆さんそのタイミングで写真を撮っていらっしゃいました。
6月以降売店やトイレができる模様です
周辺で工事が進んでおり、2019年6月以降に売店やトイレの方ができるようです。
そうすると、お客さんの滞在時間も増えてより混雑するような気がします。
青い池はなぜ青いのか
さて、青い池はなぜ青いのでしょうか。
水酸化アルミニウムによるコロイドのせい?
ネットで調べると、水酸化アルミニウムで出来たコロイド(微粒子)が原因であるいう説明が多く見受けられました。
不定形のケイ酸アルミニウム?
こちらの文献によると青い池の水には、不定形のケイ酸アルミニウムが含まれるそうです。
http://www.sss.fukushima-u.ac.jp/bandai-asahi-project/2014032815.pdf
自然界に存在する「青い池」として、美瑛の青い池の他に、福島県の五色沼などがあります。
この文献によると、両者の水に含まれる微粒子はケイ酸アルミニウムで構成されている可能性が高いとのことです。
美瑛町の青い池は、尻無沢川、硫黄沢川、美瑛川の水が流入しています。
尻無沢川、硫黄沢川の水は火山由来の硫化水素のため酸性であり、火山灰由来の珪酸アルミニウムが溶けていると考えられます。
この珪酸アルミニウムが溶けた水に、比較的量の多い美瑛川の水が混じると、水が希釈され、酸性度が弱まるため、ケイ酸アルミニウムが析出する可能性があるとのことです。
そして、美瑛の青い池は、三つの川の水が混ざることによって、急激に珪酸アルミニウムが形成されるため、その形状が不定形(丸くない、色々な形)であり、多結晶であるという特徴があるようです。
珪酸アルミニウム微粒子の大きさや形のユニークさが、青い池特有の色を作り出しているのかもしれませんね。
青い池が美しく見えるのはいつか
青い池が青く見えるのは水中の微粒子による光散乱のためと考えられます。
よって、青く見えるためには、
- 水中の光散乱が起きるくらいの光の量で、
- 水中に微粒子が分散している状態、
が必要となるそうです。
青い池が美しく見えるのは、晴れた日で、雨水や雪解け水の流入があまりないときとされているそうです。
つまり、
- 晴れで光の量がある程度あり、
- 水の流入がなく、水中に微粒子が適度に分散している状態
が美しく見える模様。
フラノマルシェに行ってみました
この日は富良野のビジネスホテルに素泊まりの予定としていたため、次の日の朝食の買い出しのため、フラノ・マルシェに行ってみました。
フラノ・マルシェは富良野の食材にこだわったおいしいものが集められたスポットです。
生鮮食品からおにぎり、パン、お惣菜、アイス、ジャム、たこ焼きなどなどいろいろなおいしいものがあって目移りします。
パンや、野菜、ドレッシングを買いました。
[blogcard url="https://www.furano.ne.jp/marche/"]
唯我独尊で富良野名物オムカレーを味わう
夜は富良野名物オムカレーを食べました。富良野市内にはオムカレーのお店が点在します。
この日訪れたのは「唯我独尊」。
ログハウスのような雰囲気のあるたたずまいのお店です。
6時少し前につきましたが、2組ほど待ちました。
大人用の普通メニューのオムカレーはそこそこ辛いので、子どもは子ども用の辛味を抑えたカレーがおすすめです。
小学生長男は普通のオムカレーにチャレンジしましたが、辛くて撃沈。
次男の子ども用カレーのルーを分けてもらいました。
子ども用カレーは4歳次男も問題なくもぐもぐでした。
ちなみに子供用オムカレー、結構量多いです。
この日は富良野のビジネスホテルに泊まりました。ツインの部屋でエキストラベッドもいれていただき快適でした。
3日目に続きます。
https://mylittlescienceroom.hatenablog.jp/archives/1117mylittlescienceroom.hatenablog.jp