ごくごく簡単にできる、トマトの甘さと重さの関係を使った実験をしてみました。
準備するもの
- ミニトマト 1パック
- 砂糖 合計70g使いました
- 水
- ミニトマトが全部入るくらいの透明な容器(広めの容器がベター)
手順
- 最初にミニトマトのヘタを取っておきます。
- 透明な容器に水を入れ、ミニトマトを入れます。
ミニトマトがあまり重なり合わないほうがよいです。
ただし、容器が大きすぎると、砂糖水の濃度を濃くするのにたくさんの砂糖が必要になってしまいますのでほどほどがベター。 - 砂糖を入れ、混ぜます。
- 5g入れ⇒かき混ぜる。を繰り返します。
- ミニトマトが浮いたところで、合計何グラムの砂糖を入れたのか、記録します。
- すべてのミニトマトが浮くまで続けます。
- 最後にミニトマトを浮いた順番に味見します。
結果
最初ミニトマトは全部水に沈みました。
5g砂糖を入れかき混ぜ、
5g砂糖を入れかき混ぜ、
・・・
しかし一向にミニトマトが浮いてきません。
50グラムの砂糖を入れたところで、ようやく1つ、トマトが浮きました!
(トマトがぶつからないよう、容器を変えました。)
このトマトは一番軽いトマト。
回収しておきます。
回収しておきます。
次に5g入れると、また2つのトマトが浮きました。
このトマトも回収しておきます。
さきほどのトマトとは別のお皿に入れておきました。
次に5g入れると、今度は4つのトマトが浮きました。
これもこれまでに回収したトマトと区別がつくようにして、回収しておきます。
さらに5g入れると、すべてのトマトが浮きました。
軽い順に味見してみると……
第2グループのトマトと、第3グループのトマトの甘みの差は、う-ん、よくわからなかったかも。
コツ
容器の大きさ
ミニトマトがあまり重なり合わないほうがよいです。
↑重なっていて、浮いてるのか沈んでるのかよく分からなかったので、
途中で容器をかえました。
↓
ただし、容器が大きすぎると、砂糖水の濃度を濃くするのにたくさんの砂糖が必要になってしまいますのでほどほどがベター。
砂糖の量
1個目のトマトが浮いてくるまでに結構たくさんのお砂糖を使います。
ここでどばっといれてしまうと、トマトが一気に浮いてしまい、順番をつけることができません。
今回はおよそ500ccの水に対して、50gの水を入れたところで1個目のトマトが浮きました。
最初の30gくらいは一気にいれてもよいかもしれませんが、それ以降は慎重に。
重さを目で、甘さを舌で確認できる、お手軽な食べ物を使った実験でした。