my little science room

お家でできる科学実験・遊び・STEM教育、子どもの疑問、謎解き、子どもとのお出かけについて、書いています。

トヨタ産業技術記念館に行ってきました。~行ってよかった工場ランキング1位。行ってみてよかった!

2017年。ゴールデンウィーク真っ只中に乳幼児を連れてトヨタ産業技術記念館に行ってきました。
とても! よかったです。
本記事では、トヨタ産業技術記念館の概要と、どんなところをまわったか(見どころが多い)をメモしています。

概要

トヨタ産業技術記念館は、トヨタが運営する

  • 自動織機
  • 自動車の製造

に関する博物館です。

場所

名古屋駅から徒歩20分ぐらいのところにあります。
徒歩も可能ですが、乳幼児連れだったこともあり、名古屋駅から一駅だけ名鉄線に乗りました。
名鉄線「栄生駅」が最寄りです。
そこからは徒歩3分くらいでした。
今回は関西に旅行に行き、その帰りに寄りました。
新幹線名古屋駅の近くにあるので、新幹線の移動の途中に加えるのもありかもしれません。

入館料

入館料は

  • 大人500円
  • 中高生300円
  • 小学生200円

と、とてもリーズナブル。未就学児は無料です。

歩いてすぐのところにあるノリタケの森との共通券もあります。

混雑具合

ゴールデンウィーク真っ只中ではありましたが、

  • 入館
  • テクノランド(織機や車に関する技術を子供たちが遊びながら体験できるコーナー)

は、並びましたが、その他はランチも含めてそれほど混んでいませんでした。
おそらくゴールデンウィークやお盆などの再煩雑期でこの程度なのであれば、普段もそれほどストレスを感じず見学ができそうです。

入館時の混雑具合

開館時間の9時半の20分前に着きました。
チケット売り場は既に行列。
9時20分ぐらいになるとチケット売り場が開きます。 チケットを買ってすぐに、チケット売り場すぐそばのテクノランドの整理券を取りに並びます。

テクノランドの混雑具合

テクノランドは、織機や車に関する技術を子供たちが遊びながら体験できるコーナー。
まるでゲームセンターのようでした。
(かかる費用は入館料のみ)

テクノランドはゴールデンウィーク中は一日7回の入れ替え制とのこと。
1回につき150名が入れます。
9時半前ギリギリに並んだ私たち家族でしたが、1番最初の9時半から10時50分の回の整理券を取ることができました。
9時半を過ぎていたら最初の会の整理券は取れなかったかもしれません。
みな、入館したらとりあえずテクノランドの整理券をとるため、整理券はどんどんなくなっていきます。
こちら、ゴールデンウイークの10時時点の整理券の配布状況。
既に11時の回の整理券もなくなったようです。
が、まだ、入れないというほどではないですね。
少しゆっくり行って、午後の整理券をとるという選択肢もあるかもしれません。

テクノランド

テクノランドには、

  • 自動車
  • 織機

に関するゲームがたくさんありました。
一番の目玉はこちらのカート。
テクノランドの中で一番並んでいました。こちらのカートは身長制限あり(120cm以上 )。

「織物」を体験できるアトラクションもあり、

 

乳幼児向けのキッズコーナーまでありました。
「早めにトイレ休憩をとりましょう」の心遣いも素敵です。
そう、乳幼児がトイレを忘れるほど夢中になれるキッズコーナーでした。

ボールプールも工夫が凝らされています。 ボールを入れるとピタゴラスイッチさながらボールがいろんなところを動き、ぶわっと風が出たりします。

11時近くになり、テクノランドを出て、ようやく産業技術記念館に入りました。

産業技術記念館

この産業技術館は、とにかく説明員が多いです。
いろいろな展示に説明員の方が待機していて、

  • ものづくりのメカニズム
  • 歴史

について教えてくれます。

繊維機械館

まずは繊維機械館。
最初に「糸をつむぐ」について教えてもらいます。
この最初の糸車のコーナーはおすすめです。 綿花から糸がで着ていく様子を間近に見ることができるのは、ちょっと感動です。
観客も「おお!」とどよめきます。

 

この後、その作業をどうやって機械化したのか、隣にある水車を使った初期の糸車で確かめることができます。

館内にはこれでもかというくらいたくさんの織機が並んでいました。

説明員の方もたくさん待機していて、実際に機械を動かしてくれます。

  • タオルを織る様子

など、次々にものができていく様子を見ることができました。
今回は、そのうちのいくつかの機械についてしか説明しか聞くことができませんでしたが……また、ゆっくり回りたいです。
織機館に続き、自動車館に進みます。

自動車館

最初に

  • 金属加工の実演

をみました。

1000℃以上に熱くなった金属加工を、プレスして型抜きする工程を見ることができました。

安全上の理由もあり、近くでは見れませんが、ビデオモニターで真っ赤になる金属を見ることができました。

自動車館に入ってすぐ、トヨタ自動車の創業の歴史を聞き、続いて、自動車を作る機械がたくさん並んだ展示室に入ります。

……広大です。

こちらは時間の関係でほぼショートカット。また、リベンジに来たいです。

この展示室の一階に体験コーナーがあります。

わくわく体験コーナー

「自動車製造に関するの加工技術」を使った3種類の工作をすることができます。

こちらに着いたのは12時位。   ほとんど並ばずに、3種類の工作全てを体験することができました。
3つの工作のうち、車作りは未就学児には少々難易度が高いです。
親が助けながら作ります。工作のあとはランチに向かいます。

ランチ

  • レストランは並んでいましたが、
  • カフェは並ばず入れました。

こちら、12時くらいのカフェの様子。

混雑期はカフェの前のホールを持ち込みランチ飲食スペースとして解放しているようで、こちらはガラガラでした。

乳幼児ファミリー向けの混雑期のベストの周り方

次回のためのメモです。

  • 9時半より前に来る
  • 9時半より前にテクノランドの整理券をとる
  • 織機館、自動車館館はタイミングの合う説明を気ままに聞き、
  • 30分くらい工作
  • ランチは持ち込みもありかも

午後、子どもがベビーカーで寝てくれたら展示をゆっくり見る、もありかもしれません。

全体的感想

これまでに、

  • 科学技術館
  • 科学未来館
  • 国立科学博物館

など、数々の技術館、博物館に行きましたが、今回のトヨタ産業技術記念館はこの中でベストかもしれません。

とにかく、

  • ものづくりをわかりやすく楽しく見せる

ことに力を入れたことがよく分かる展示でした。

そして、コンテンツの量がハンパないです。

トヨタの

  • 技術
  • お金

を感じました。

コンテンツの量はさておき、
わかりやすく、面白く見せることを深く考えた技術館・博物館が、もっと増えるといいな、と思いました。

トヨタ産業技術記念館。是非再訪したい場所となりました。